私は３．１１の東日本大震災の後、環境、文明、生命について、結論の出せない自分に悩んでいました。

 

そこで、周りの方のお話や復興支援・原子力に関する講演会に時間の許す限り参加しました。その中で長年にわたり環境問題、平和について生涯をかけて活動、研究されている方々が沢山いらっしゃることに始めて気がつきました。そして、やり場のない苦しみを持ち、深い悲しみを抱えて生きている福島や被災地の方が共に生きる中、その問題は今日も私が使っている電気や日常生活に全て繋がっているんだ、ということを痛感しました。

 

また、2011年10月に「アフガニスタンでは女性の人権が小鳥と同じように扱われている」という新聞記事を見つけました。私よりも若い女性の人権活動家マラライ・ジョヤさん（３４歳）が来日するとのことで会場に足を運びました。そこで、あまりにも理不尽な差別や世界の戦争とエネルギー問題も私たち日本の日常と全て繋がっているんだと実感し、その２つの大きな現実と複雑な社会背景にとてもショックを受けました。今まで人まかせで受身な生活をし、状況も見極めなかった自分を反省しました。

ジョヤさんの講演の中で「沈黙は暴力」というアフガンにおける女性虐待のお話がありました。文化、慣習、慣行に根付いた社会問題ですが、このような厳しい状況の中で戦っている女性たちの勇気に学びたいと思いました。

 

広島・長崎・福島・・・・・。被害に遭われた方、ご遺族の言いたかったこと。日本の経済とエネルギー問題でつながるアフガン女性の苦しみ。太陽があり、月があり、大自然の恩恵を受けて生きていける小さな命なのに、それを当たり前のように思い感謝を忘れていた自分。地球に対して「ごめんなさい」と言う気持が込み上げてきて一歩の行動を取ろうと決心しました。

そして、人生を学ばせていただいた新体操を通して喜びから世界平和を伝えるチャリティーDVDの制作を思い立ちました。ただの新体操指導者の端くれの私がDVD完成、発売に至るまでには分からないことばかりでした。それを家族をはじめ、友人、知人、平和への熱い思いを持ち、賛同して下さった方々が仕事ではないのに一つ一つ丁寧に教えてくださり、言葉にできない位のお力添えを頂きました。

 

これからも、今、生かされている奇跡に感謝し、現状を見極め、幸せな繋がりや自分がいなくなった未来を創造し、日々を過ごしていきたいと思います。自然を教科書としてたくさんの人から生きることを教えていただきたいと願っています。そして、世界中の人の素晴らしさと自然の心がつながり、地球が希望であふれる星となることを信じ行動していきます。　

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１３年４月３０日

大石朝子

 

 

子どもも大人もみ～んな笑顔が好き♥

 

 

み～んな幸せが好き♥ 

 

世界は幸せの方向にひとつに向いていているのかな・・・。

 

でも、自分さえよければの考えはわがまま。

 

 自分も、友達も、国も間違うことはあっても、差別や不平等を生む社会はいけないこと。

 

 だからもっと学んでいきたいな。

 

 

世の中には素晴らしい方が沢山いて、3年前、10年前に知らなかったことを沢山教えていただきましたm(_ _)m

 

この頃反省しているのはわがままな人を見ると、一瞬その人全体を疑ってしまうような自分がいたこと。ん～もったいない(^_^;)

 

自分はどうだったの・・・。

 

めっちゃわがままだよ～、日々修行中～(^_^;)

 

そういえば去年、アメリカ,カルフォルニアの刑務所で囚人の社会復帰のために教えを説いているKazu Hagaさんにお会いしたっけ・・・。

 

彼はキング牧師の教えを伝えていらっしゃる方で「人間に悪い人はいない、でも悪い事をする。その人たちは伝える方法を知らないだけ、だからその方法を教えている」。と、話してくださいました。

 

 

 

人はどんどん変わることのできる素晴らしい存在。

 

そして、ひとりひとりの才能や個性も世界でひとつの尊い存在。この世にそれぞれの使命のあるかけがえのない存在。

 

 

20年前、腰が砕けそうになって、涙を流し、自分の命にかえても子供を産んだ時のこと。

 

おっぱいをうまく飲めなかった娘が乳首を噛んで、傷口から出血しながら痛みをこらえてお乳をあげたこと。

 

無償の愛で生命を育んできたこと・・・。

 

自然はわがままな行動をする私たちにも食べ物を与えて下さり、海や太陽のおかげで今日も生きることができる。

 

お母さんの地球は、今辛いだろうな、

 

生命を育むために体がボロボロになって・・・。

 

私は女性だから、その体の痛みが少しは理解できる。

 

それにきっと、子供を信じて、一歩ずつ、無償の愛で見守ってくれているのもわかる。

 

だから、母の愛を持って周りの人とつながり、助け合って、教えあって、幸せを分かち合って、許しあって、お母さんが喜んでくれるように協力していきたいな・・・。

 

 

 

きっとできると思う。

 

 

人はすごいから

 

 

未来は自由で幸せがいっぱいだと思う☆

 

 

アリエル新体操クラブ代表

わけわけ体操チャリティープロジェクト呼びかけ人　大石朝子